YU2Uのスキマ

このブログでは、X(旧Twitter)のYU2U//cluster生活での内容+リアルの出来事を中心にまとめてあります。X(旧Twitter)上では書きずらい、暗い話が多めなので読む際は予めご了承ください。

死について考えた4ヶ月

こんにちは、YU2Uです。

タイトルが物騒ですが、まあまあ落ち着いてください。多分死にはしないと思いますので。

何でこんな記事を書こうかと思ったかというと、去年の10月から発症した原因不明の感覚麻痺(麻痺というか、感覚の鈍さと体の動かしにくさ?)がちょっと悪化してきていて命の危機を感じたからです。

この症状は緩やかに起こったものではなく、10月のある日突然呼吸困難と共に起きました。

舌が攣るような感覚がしたと同時に、喉が詰まったような感覚がして上手く呼吸が出来なくなりパニックを起こし過呼吸とありえないくらい心拍数が上がり、体が熱くなったり寒くなったり、酸素過多による身体中の痺れを発症しました。

ぶっちゃけ、この時「あ、俺死んだな。」って思いました。

まだ人生半ばも行ってないのに、こんな死を悟るような体験をするとは思っていなかった。

パニックになりながらも、どうにか生きるために症状を紙に書き出し、オキシメーターをつけ酸素濃度と心拍数を記録しました。(この時、連想した病気が脳梗塞脳卒中だったので、正しく字が書けるか、話しかけられたことに対して正確に返答できるかで病状を判断してました。)

 

この時、救急車を呼んでもらえれば良かったけど残念ながら私の両親は大の病院嫌いで世間体を考える人だった為、頑なに救急車を呼んでもらえませんでした。(夜に救急車でも呼べば近所中の話題になるので嫌だったんだと思います。)

息ができてるかも怪しい状態で必死に「死にたくない」の一心で耐え、何とか親を説得して脳神経外科に連れて行ってもらいました。

この時点で新たに体半身が動かしにくい症状が出ており、ヤバいと言う気持ちで一杯でした。

担当医さんや看護師さんが急いでCTとMRIの準備をしてくださり、いざ検査へ。

 

結果としては、異常がありませんでした。

異常がなかったんです。

あれだけ死ぬ様な思いをしたのに、まさかの結果でした。

しかし症状は消えず、半身が動かしにくいまま。

歩く時は足がガクガクするし、顔半分が動かしづらいから喋るのも飲み込むのもやりづらい。

腕も力が入らず、息も少し苦しい状態がずっと続いている。

これで異常なしとは到底思えなかった。

家族と話し合いセカンドオピニオンとして別の病院を受診し、CT,MRI,血液検査,脳波検査と医師の問診を行いました。

結果、やはりどれも異常なし。

異常なし。

 

どういうことなの?

これだけ症状があるのに異常なし?

じゃあ、僕はこれからどうしたら良いの…?

 

 

 

症状は変わらずあり、時々またあの発作が起きたりしている。

一時はALSじゃないかと診断され、心の底から絶望した。

ALSは治らない、体が動かせなくなって最後は呼吸が止まって死ぬからだ。

僕は泣いた。

絶望と怒りと悲しみに押しつぶされそうだった。

なんで、なんで、なんで!!なんで僕が!!

そう思った。

 

けど、もしそうならもうどうしようもないのだからと遺書を残すことにした。

涙で何も見えないけど、家族や親戚、友達に向けて思いを綴った。

結果としてALSではなかったから、遺書も無駄になって良かったし、診察室で泣いた。

担当医の方が

私も心の底から貴方がALSじゃなくて良かった

心配させる様な事を言ってすみませんでした

と申し訳なさそうに謝っていた。(心配し過ぎていたのは僕だから、謝らなくて良いのに。申し訳ないのは僕の方だ…)

 

 

 

あの日から、もうすぐ4ヶ月経とうとしてる。

症状は変わらず、今も症状に悩んでいる。

この症状は、いつ治るのか。

先の見えない不安に押しつぶされそうだ。

けど、変わらず生きたいという気持ちはある。

友達が言っていた

 

生きたいという気持ちがあれば、最後はどうにかなる

 

どうにかなるといいな。